ゲームレビュー(目次)>>さ行(個別)
School Days -スクールデイズ-
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スクールデイズ
リニューアル版 |
お薦め度 |
システム |
シナリオ |
音楽 |
絵 |
B+ |
C+ |
B |
B |
A- |
キャラ |
ボイス |
演出 |
H度 |
B+ |
A- |
B+ |
B+ |
[WIN(DVD-ROM)][05/07/22]
[ボイス:一色ヒカル,松永雪希] |
「好きな子を携帯の待ち受け画面にして、
3週間隠し通したら想いが叶うんだって」
世界にキスをされ、呆然としたままホームで立ちすくむ誠。電車の中、世界の手にした携帯には誠の写真の待ち受け画面。委員会が終わり、嬉しそうな表情で駅へと急ぐ言葉。
三者三様の表情で物語が始まる――。
システムはアニメーション再生スピードコントロールが出来たり、セーブ数が100あるのは◎。クイックセーブ・ロードがないことや、分岐とEND数が多いのにルートマップがないのは痛いです。せめて、セーブにコメントが付けられれば……(涙)。あと、シーン回想・音楽鑑賞モードは欲しかったですね。ディスクレス起動できないのも×。
シナリオは巷で話題になった通り、流血ネタが良い感じ。ただ、パッケージと第1話(体験版)の爽やかイメージでプレイしていると、トラウマになりかねない展開です。また、分岐が多いので整合性に難があるのはご愛嬌。END「永遠に」は必見、主人公への溜飲を下げたい人はEND「我が子へ」だけは見逃してはなりません。
ゲーム中の音楽は全く印象に残りません。ボーカル曲「Still I Love You〜みつめるよりは幸せ〜」「あなたが…いない」の2曲と、各ENDに流れるボーカル曲は演出も兼ねていて、なかなかいい感じです。
絵はまんまアニメなので、見ていて綺麗です。頭身の違いや、ギザ具合は時折目につくものの、総じて馴染みやすかったですね。
キャラは主人公が流されすぎなのと、世界が自分を持て余しすぎなのが玉に瑕。主人公が刺されても、世界が泣いていても、感情移入できないのは致命的。言葉や、サブキャラ軍は割と良い味を出してくれているのが救いか。各々が抱える腹黒さにも注目です。
H度は実用性には少し難がありますが、シナリオ展開に沿ったシチュエーションには(´Д`;)ハァハァ。特に主人公を毛嫌いする光を、何だかんだと言って美味しくいただいてしまう主人公には「この○○○野郎!!」と賞賛の声を上げずにはおられません(笑)。
……ということで、ヘタレな主人公を罵りたい人や、三角関係のこじれによる血みどろの展開を見たい人、あとアニメなえっちを見たい人にオススメの作品です。
[萌えキャラ]
・言葉様、光、刹那、乙女(世界は第1話だけ萌えました) |
(関連)[サマーデイズ 通常版]
[School Days Secret Live DVD]
[School Daysビジュアル・ガイドブック]
[School Days ヴォーカルアルバム] |
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